【横浜駅徒歩6分の女性専門鍼灸院】
よくあるご質問
鍼灸治療を始めようと思った時、「興味はあるけれど不安を感じてしまう」という方も少なくないようです。
こちらのページでは、「こんなところが不安です」、「こんなところで迷っています」という、今まで当院に寄せられた鍼灸治療を始める前のご質問への回答をご紹介します。
不妊の鍼灸治療の詳細は、当院の鍼灸治療の特徴をご参照ください。
鍼灸治療について
Q、鍼灸治療は、すぐに効果があるの?
A、鍼灸治療、東洋医学というと「魔法のように症状が良くなる」と思われる方もいらっしゃいます。しかし、鍼灸治療は医療の一つであって、魔法ではありません。
治療期間については、それぞれの症状の深さのレベルによって変わってきます。症状の慢性度、精神的・肉体的なストレスの強度、不妊治療の場合は「年齢」なども関連します。
ですから、「妊娠」「出産」という赤ちゃんとの出逢いまでに、必要な治療期間や回数は、それぞれ異なってきます。
Q、鍼灸はなぜ効くの?
A、鍼灸は東洋医学の治療法の一つです。体や心の不調は、体表面にある皮膚や筋肉等に変化をもたらします。それらの変化は、ツボ(経穴:けいけつ)と言われる場所に現れます。
それらのツボに、鍼や灸で刺激を与えることで、体や心の不調和が改善されていきます。鍼灸治療は、体本来のバランスや自然治癒力を取り戻す、体に優しい治療法です。
Q、どのぐらいの間隔で通院するの?
A、体質改善のためには、定期的なケアは大切なことです。通院については、一つの指標として、1~2週間に1度の通院が理想だと考えています。
また、排卵時や採卵や移植前後など、お受けになっている治療や生理周期によって鍼灸治療を受けるタイミングもあります。お気軽にご相談ください。
【パクスから一言】
上記に指標は示しましたが、あくまで指標です。通院がストレスになっては意味がありません。それぞれご無理のない範囲で、楽しく通院して頂くことが、一番良いことだと思っています。
通院頻度についてはお気軽にご相談ください。自宅でのお灸ケアなども取り入れて頂きながら、無理なく通って頂ければと思っています。
Q、どんな方が来院するの?
A、以下のような症状の不妊症(自然・タイミング・AIH・IVF)の患者様がいらっしゃいます。
原因不明 高プロラクチン血症 黄体機能不全 多嚢胞性卵巣(PCOS) 卵巣嚢腫 子宮筋腫子宮内膜症 月経不順 月経周期が短い 月経周期が長い 過多・過少月経 月経痛(生理痛) ピックアップ障害 習慣性流産 不育症 早期閉経 FSHが高い 流産後の体調不良 産後の月経不順 冷え症など
Q、副作用はないの?
A、鍼灸治療は、皆様それぞれの心身の状態をしっかりと捉えて治療を行ないます。その方に合った的確な治療を行なえば副作用はありません。
Q、病院や薬と併用してもいいの?
A、西洋医学の不妊治療と併用しながら通院されている方が殆どです。
東洋医学的な見地からの治療、骨盤内の血流改善やストレスケアなども行いながら、皆さまの不妊治療をサポートしていきます。
また、薬の服用と鍼灸を併用することで、現在の症状の改善を早めたり、薬の副作用を軽減する場合もあります。
鍼について
Q、鍼は痛くないの?
A、鍼灸治療で使用する「はり」は、髪の毛程の太さしかありません。痛みも殆どなく、はりを刺されたことに気付かないこともあります。
リラクゼーション効果も高いので、鍼灸治療中はスヤスヤ眠られている方も少なくありません。
鍼を刺す深さは数ミリから数センチで、安全な部位に的確に刺せば問題(痛みや神経・血管の損傷)はありません。
Q、鍼で感染しないの?
A、当院では、滅菌処理され1本ずつ包装されたディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用しています。
鍼を刺す時と抜いた後には、治療部位の皮膚消毒を十分に行なっています。また、施術者の手指も十分に消毒して治療を行ないますので、ご安心下さい。
Q、鍼の数は多いほうが効くの?
A、治療に使用する鍼の数と治療効果は関係ありません。使用する鍼の数が多いからといって、その方が良く効くという考えは全く間違いです。
鍼灸治療で重要なのは、鍼の数ではなく、病の原因を適切に把握し、体の反応の現れている所を見定め、一人ひとりに合った適切な刺激を鍼やお灸で行うことです。
当院では「少数鍼治療」という鍼灸の治療法を取り入れており、使用する鍼の数は3~5本前後です。
少ない鍼での治療は、この鍼(ツボ)はどのように体に効いているかを一つひとつ検証でき、効かなかった場合は他のツボを選ぶなど、次の治療へ生かすことができます。
その他のご質問
Q、鍼灸師はどんな資格?
A、鍼灸師は国家資格です。高校卒業後、専門の養成施設(大学や専門学校等)において、3年以上の就学が義務付けられています。
東洋医学はもちろんのこと、西洋医学(解剖学・生理学・病理学etc)など医学全般について十分に学びます。上記の学校を卒業したものでなければ、国家試験を受験することは出来ません。